(Dad)
最近You Tubeで同じ動画を何回も見ています。
アメリカ人のZach Sobiech、ザック君のドキュメントです。
17歳で骨肉腫を患いました。
余命数ヶ月を宣告されても、優しい家族に囲まれて一生懸命に生きています。
しかし、癌は骨盤と肺に転移・・・
ある日こんな会話が
お母さん「今日はちょっとしたサプライズがあるのよ」
ザック君「サプライズは好きじゃないよ・・・」
と言いながらも庭にGR-Tが到着すると、子供のようにはしゃいでいます。GT-Rを運転するザック君はとても幸せそうです。ザック君はGT-Rの大ファン!(元々GT-Rが話題になっていたので見た動画でした。)
下の動画はザック君のドキュメント。GT-Rは5:40辺りから。16:00辺りからはザック君作曲の『Clouds』のミュージックビデオ上映会です。
きれいな心の人が書いた素朴でとっても素敵な歌です。
ミュージックビデオもどうぞ。
『Clouds』
僕はこの暗く、孤独な穴に落ちてしまった
そこには僕を気にかけてくれる人なんて、誰もいなかった
僕はそこからはい上がり、穴のふちをつかもうとした
するとそこにはロープを握る君が座っていた
※僕たちは上へ、上へ、上がっていく
そして僕は少し高いところへ飛んでいく
僕たちは雲のところまで上がっていく
なぜならそこからの景色の方がちょっといいから
大切な人よ、ほら、ここからの景色は素敵だよ
もうそんなに長くはないんだ 長くはないんだ
僕が地上に戻れたら……
でも僕にはもうそのチャンスはないだろう
君は覚悟を持って生きて
やがて僕の手からは、そのチャンスが引きはがされていく
きっといつか僕らは一緒になれる
僕らは上へ、上へ、上がっていく
そして全てはうまくいく
(※くり返し)
もし僕に、あと少し時間があったなら
もし僕に、あと少し君との時間があったなら
僕らは上へ、上へ、上がっていける
そしてまた一緒になれる
そして手をつないで肩を並べながら座れる
そして全てはうまくいく
またいつか僕は君に会えるだろう
僕たちは雲の上でプカプカ浮きながら
終わりのない世界を一緒に見るんだ
(※くり返し)
2013年5月20日 ザック君は雲の上に召されました。
きっと天国でも素敵な音楽を奏でているでしょう。
アメリカでは年間約400人の子供が骨肉腫の診断を受けているようです。日本の人口はアメリカのおよそ半分なので、日本では年間200人でしょうか?
私の教え子がその200人の中に入ってしまいました。高校進学後に発症。3年前に退院をしたときには学校まで挨拶に来てくれました。「お帰り」と言えましたが、泣くのをこらえていたら言葉が続きませんでした。
先日その生徒さんの弟さん(この子も教え子)に会って話をしていると、再発したとのこと・・・病気に負けるな。とっても頑張り屋さんで、勉強もスポーツもすべてのことに真剣に取り組む女の子でした。だから、全力で病気と闘っていると思います。
1月には成人式を迎えます。その時会えるのを楽しみにしています。辛い思いをした分、きっと素敵な女性になっているでしょうね。
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